とあるスーパーのお菓子売り場

小学生低学年くらいのおにいちゃんと妹が、
二人で仲良くポケモンキッズスペシャルを見ていた
おそらく、後から来るであろうお母さんにねだるつもりだったのだろう
私はいつものように無駄の無い所作でラインナップに目を通す。


そこにはなんとドレディアが…

しかも…2つ…



私は息を呑む

そして同時に葛藤した


当然、私はドレディアを探しに此処へきた

しかし彼らの目の前で、ポケモンキッズを2個買い(しかも同じもの)
するのにはそれなりに抵抗がある。

なにより、あの妹がラインナップ的にドレディアが欲しい可能性は非常に高い
2つもあるんだ、せめてひとつくらい残しておくべきか…



だがまて、

冷静になればチュリネやチラチーノも十分にかわいい

それで十分じゃないのか

こんな年端も行かない少年たちが
カードの能力的に、ドレディアが欲しいというのは考えにくい…

まっどの心は揺らいだ



しかし、

子供の欲しいものを奪うのは、紳士とは程遠いではないか








――――――――――――――――ここまで3秒――――――――――――――――――






気づくと私はポケモンキッズを2つ持ってレジに立っていた。
しかも財布に小銭が無く、

私は1万円札で買い物をした

やはり大人は強かった

そして汚かった


今は本当に心から反省している
彼らにBW3の余剰レアを大量にあげたい

コメント

nophoto
いびちゃ
2011年11月17日21:27

汚いなさすが大人きたない。
チラチーノのが一番できよさそうだけどな。

まっど
2011年11月18日1:24

>いびちゃさん

いらっしゃい。
ああいうプレイヤーでもない子達からしたら、僕みたいなのは完全に害悪ですね。

商品の仕様上ドレディアだけ追加生産はできないでしょうから、
今後も環境的に麻痺混乱が強ければどんどん需要は深まりそうです。